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理屈は簡単​

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中学範囲の数学は、分量、難易度スカスカ

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高校範囲は量が増え、難かしさも上昇
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中学期間に「せめて」高1範囲の

数学まで予習すれば大学受験が楽​

​​​​相性

​ 芸事や学びを、誰かの元で習うとき。生徒からすれば、相性の良い人の方が嬉しいのは当然です。高校生なら「この人は教える内容を熟知しているか」、「自分の成績アップに役立つか」の観点を強く押し出せます。これが低年齢だと教師の指導力なんて見えないでしょう。優しい先生か、字がキレイか、そんな点でしか相手が見えない。

 では中1から大学受験終了まで、できるだけ相性のよい人に習い続けるには、どういう作戦があるでしょうか。すぐ答を書くと(理系なので解答を引きのばしません)、早い時期に相性がよい人に出会うことです。もちろん難関を志望するなら、指導力(学力)を持ち合わせているのが譲れない前提。

 それが、多くの事業者側の営業効率と合わないのです。人事的には小学部、中学部、高校部と担当者を分割する方がよい、これは当然。特に規模の大きい法人ほど、それで効率は上がります。「君は中1の理科だけを一年間教えて。来年も再来年も変更無し」、「君は高3の古文だけを一年間担当して。来年も再来年も変更無し」と言われたら、学生バイトでも社会人バイトでも、三年も勤務し続ければ結構ものにはなります。そうすれば人件費も浮きます。同じ範囲を繰り返せば教え方も上手になります。ただ、この「講師固定方式」だと、生徒側からすれば自分の学年が変わるたびに新しい担当者との顔合わせとなる。毎年GW頃に、「今度の先生は去年より優しい人だけど教え方が壊滅的だ」、「今度の先生はしゃべり方が気に入らないけど、着いていけば成績が上がりそう」とかなんとか、判断の繰り返し。「去年より良い」が毎年継続するなら嬉しいでしょうけど、そんなに上手くいくものでしょうか(実は上手くいきます、下手な講師を1年生担当、上手い講師を3年生担当として配置すれば、毎年マシになる)。

 中学入試から大学入試まで「通し」で担当可能な教師に小学生から習い、初期の時点で相性に問題がなければ、学年が上がっても新たな問題は出現しません。「今度の担当講師はどんな人だろう」という悩みは出てこない。変わるのはテキスト、新しいのは学習内容であって、教師ではないので。そういった、中学入試~大学入試まで連続して授業できる人間に早い時期に出会い、体験授業を受けてみることでしょう。その時点で相性が合わなければ、さようなら、です。三年後、六年後に再度、体験授業を申し込む手間を掛ける必要もありません。その年齢なら河合塾とか駿台予備校など大手から気に入ったクラスを選ぶ方がいい。あちらはクラス数も多いので。

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なぜ首都圏、関西は成績上位層が多いのか

​ 人口が違うので、ここは絶対数の話ではなく割合の意味。例えば、「中3生1000人あたり、高1範囲をもう終了させている人は何割いるか」という話です。​​​まず、生物としてあちらの子供が特別に賢いとは思えません。にもかかわらず、都会の方が多い。理由は予想通り『環境』、つまり業者の密度と親の意識、でしょう。

 山手線でぐるっと一周し駅看板、広告を見れば、さすが都会だなと思います。それに対し地方は、毎年2月、3月頃にテレビCMで賃貸アパートの斡旋に混じって、いくつかの塾が新入生募集の広告を流すくらい。それも三ヶ月無料だとか後ろ向きの。

 「桜蔭中の入試問題をコツコツ解いてる小6」、「高2範囲の数学IAIIBまで予習が済んでいる中3」、そういう同級生が、皆さんの周りにいたでしょうか。ま、いませんよね。私の周りにもいませんでした。私自身もそんなことはできなかった。小6で同じクラスに「宝塚に入りたい」と言ってた女子はいましたが…レッスンも受けず、呑気だなとは思ってました。その後、希望が叶ったのかは分かりません。

 先々まで予習済みの人には、私も高1になって初めて出会いました。関西圏で第一、第二、第三志望まで落ちて、しょうがなく「函館ラサール高校」に入学した同級生です(当時、ラサール中学は未設置)。一学年三百二十人(しわさんじゅうに、ですよね、南高と同じです)、うち二百人弱が寮生、残りが自宅生。高1の担任があるとき雑談で言います。「毎年、関西から十人ほどここに入ってくる、その連中は全員、もう高1範囲まで大阪の塾で済ませてるから暇だろう。最初は貯金があるから余裕で高得点だけど、その後サボるヤツと努力するヤツと二つに分かれる。成績も分かれる」と。

 その話を初めて聞いたとき、ああ、やっぱりそうなんだと実感します。むしろ、成績表でしか判断できない担任よりも、共に生活していた私の方が強く感じていました。「二つに分かれる」の方ではなく「大阪の塾で済ませてる」の方です。寮生は名字のアイウエオ順に第一自習室、第二自習室、…と、多分第七だか第八だかまで分割され(例えば渡辺君なんかは、最後の自習室に数人いたはずです)、それを仮に軍隊風に呼ぶなら「生活を共にする一個中隊」なわけですが、私と同じ自習室に独り大阪出身の人がいて、その人が言ってたから。「なに言うとんねん、これから学校で習う箇所なんて、去年やってもうたわ…」。他部屋の自習室にいる、別の関西出身者もやはり同様。何故そこまで詳細が分かるか。それは簡単、寮生だからです。長時間をともに過ごすから、諸々の話をお互いにするわけです。みなさんは高校生の時分、家族ではない人と3年間一緒に生活したことはありますか。部活動で住み込み、離島から進学、くらいでしょうか。自習室は二十人の小部屋から四十人程の大部屋まで色々でしたが、寝室は百人部屋です。1階が百人、二階はちょっと少なかった。一部屋百人というのは、ゆとり教育以前の学寮と、あとは海上自衛隊の潜水艦くらいでしょうか。共同生活は距離も近く、情報交換も密。

 話を「高校入学時点での差」に戻します。​こっちは田舎中学から、私を入れた学年最上位5人(女子含めず)が受験し、私ともう一人しか受からず、進学したのは結局、私だけでした。寮生は全道と東北各地から、それなりに地域の最上位層がやって来ました。鼻息荒く。なのに、大阪勢は「池田に落ちたから来た」、「洛星洛南東大寺は自分には難しい…」なんて言ってるわけです。一年先までやるのが当たり前の関西ですから、もっと凄い同級生がいっぱいいて自分も同じ進度でやったが落ちこぼれた、と。なお、道内出身者の中で、関西勢並みに予習していた人など私の知る限り一人もいませんでした。

 ここまで読んだ人は「首都圏出身者の話をなぜ書かない?」と思ったかも知れません。書けません。何故なら関東出身者はほぼゼロ人だったからです。もしかして数年に一人くらいはいたかもしれませんが。何故なら東京の上位層には選択肢から外され、関西勢には最後の滑り止めと見なされ、道内各中学からは意気揚々と進学する、これがあのころの函館ラサール高校の、受験界での国内ポジションでした。当時の情報網では、いたしかたなかったと思います。こっちは受験勉強を始めるに当たり、それまで通ってた近所のゆる~い塾を辞め(受験勉強に役立たないから)、『大学への数学』、『高校への数学』なんて当然置いてない田舎本屋で、勘を信じ買い求めた難しい問題集だけを頼りに一人で受験勉強したもんです。入学後に寮の自習室で関西人の話を聞き、驚きはしたけど、「都会と田舎が同じはずはない」という自分の予想が当たってもいたわけで、納得しました。寮に入って良かったことはいくつもありますが、一つはこれです。都会は田舎を待たないのです。田舎モンと都会に生活する人とは、同じように見えてもその実、周回遅れが発生しているのです。それを肌で理解しました。父上、母上、あのときの寮費を感謝します。

 高校内において、道内出身者で高成績という寮生の中に先取り派は皆無でした。自習室しか勉強机がないので誰がどういう勉強をしてるか分かるのです。だって、横を通れば見えるのですから。​​先までやるという文化、先まで指導できる能力を持つ教師、都会の水準を知る保護者、この三つとも全道的に欠落していたのだと思います。私にしても、「上級学年の内容を先まで指導する塾」が仮に近所にあったとして、そこに入るか、と言われたら、中2までなら可能性はあったでしょうけども、気づくのが中3時点なら高校入試範囲だけ(つまり中学の復習)に集中したかもしれません。

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 ただしこれは昔話。今現在、余裕のある中3が高校入試にかまけて高1範囲を予習してないなら、それは余りに不勉強。保護者が「分かった上で足踏みさせてる」というのなら、それも一つの方針でしょう。ただ、「公立中学生ですら中3上位層が高1範囲を予習するのは、都会では珍しくない」のを知らず、高校進学後、高1からの速いペースに追いつけず、高2くらいで成績不振の限界に到達し、やっと、この文章を、今、読んでいる、というのならなんともはや。

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下手だな、と思う中学生の勉強法

中学3年間のうち1年間だけ塾に通わせるとします。何年生で通わせるでしょうか。

「中3で」という家庭が結構あります。これは最上位層が選ぶなら正しい戦略です。ソレで質も量も充分だから。と、こ、ろ、が、です。世間の様子を調べると「勉強が苦手だから高校受験の直前の中3で」という声も結構聞きます。こちらは不正解のように思えます。私なら「中1で」通わせます。なぜなら最初で拗れると、その後で修正、矯正するのは腕利きの教師であっても難しいからです。例えば中1で嘘の計算方法をマスターしてしまうと、もう目も当てられません。大学入試の数学と理科まで壊滅。国公立の理系は当然として、文系でも共通テストで苦労する。さらに、です。成績が下がった状況で通塾し始めると、業者側も都合がありますから、人件費が安い方の教師を優先して充てがうように思いませんか?

他に「中2で」も有り、とは思います。中学校の現状を確認した後、塾へ通ってみて、どういう違いがあるか分かるので。

 中3で開始すれば中学生期間に支払う総費用はもちろん1年分で収まります。これが中1から1年間の予定で通いだすと、中2になる前に退塾を業者側に伝える段になって「塾長とか自称する人物が初めて登場し辞めないよう説得しだす塾があるから嫌だ」という保護者もいるでしょう。はいはい、分かります。

 対処策を書きます。こういうときこそ保護者同士のネットワークを役立てるのです。「退塾をあの手この手で妨害する業者はどこか」とか「授業に自信が無いからか、学期制や一年契約などの長期契約を強く推す法人はどこか」など、日頃から情報交換しておけばいい。あまりにも話がおかしければ札幌市消費者センターで相談すれば先へ進みます(場所は、当塾からは交差点挟んだはす向かい)。

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小中学生向けの勉強法

WILLナビ医学部 【科目別入試対策 第1回】『大学への数学』が贈る「医学部への数学」の取り組み方
に記載。ただしショックを受ける保護者が多数出ると困るのと、煽るつもりも無いため、トーンは抑えて

書きました。

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難関中学は高校入学前に公立高1全範囲を済ませる事実――ー洛南中、灘中、東大寺学園の進度

 東京出版『中学への算数』2025年12月号。

東大寺学園、灘、洛南中学の、各学校での進度が語られています。末尾に座談会形式の広告ページがあり、元が広告ですからここに引用しても大丈夫でしょう。

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洛南中の教師

「中2の2学期末までには一応中学の内容を終え、3学期からは一部高校の数Ⅰ・数Aの内容に入っていく形です。(中略)進学校としてはごく普通のペースだと思います。」

 

灘中の教師

「中2の1学期頃から高校の数Ⅰに移っていく」

 

東大寺学園は、カリキュラムについては明確には書いていません。多分、他校と同じだからでしょう。出席者の発言で面白いのは次です。東大寺学園は「2024年度から完全中高一貫になり、高校から入学する生徒への意識が希薄になったためか、進度が速くなる傾向が見られます」。つまり、高入生は少なくとも進度に関しては足かせになっていた、ということでしょう。数学の担当者はそう感じて足踏みしていたのだろうと。もちろん高校からの入学者を受け入れるかどうかは色々な観点から経営側が決めることです。

該当する『中算』の表紙写真は、ブログに載せました。

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中高一貫校の高校募集廃止

十年くらいのスパンで見ると、全国的に増加中(都立の公立中高一貫校などは10校全てが高校からの入学を停止)。私が想像するに理由は簡単。大学入試対策に限定した話ですが、高1から始めても最上位層以外は間に合わないから、です。中1から始めれば中堅層でも間に合うから、です。だったら高入生40人を追加入学させ4人が第一志望大学に入るよりは、中学受験の時点で(監督省庁の認可は必要ですが)30人増やし、第一志望大学に入る人数を15人増加させる方が良い、という事なのでしょう。

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イナカの損な点

文部省が指示する学習指導要領があります。公立小中の学習最低ラインを示した物。中学入試の勉強をしてきた小6は、その中学範囲半分ほどをフライング予習しています。何故なら都会の私立中入試では必要なので。そして首都圏ならそのままのペースで学校も進んでくれます。ただ地方ではそれが逆戻りする時間が長く、例えば学校の中1幾何なんて小6時代より易しい。真面目な生徒ほど不思議に思ったり、あるいは事情を知って悔しがる。「何で、小6で塾で習ったことを、中学校では中2で習うんだろう」って。この逆戻りが都会中学ではほぼ発生しないのに、地方だと(例えばSPですら)残存するのです。

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中高一貫は、実は高校の学習進度は速くない。だからこそ中1,中2で…

 たまにこう考えている保護者に出会います。「中高一貫って、毎年、公立の12か月分を10か月で済ませるなんて賢いんですんねぇ」と。そういう方々に、私はこう答えるわけです。「物理なんかは高3になると、南高は北嶺高校より先の単元やってますよ。化学はどちらも同じくらい遅いですけど。あっ、化学はSPが最速ですねぇ、無機を後まわしにし有機を先に済ますだけですけど。もちろん年度にもよりますが」。

 理科の話はそのうち書くので今は数学に戻します。私が調べた限り、灘、桜蔭などは別格なのでひとまず外しますが、一般的に全国の中高一貫校でも、公立高校より常に速いスピードでは授業していません。高校3年分を3年かけてやってます。例えば札幌のとある私立中高一貫男子校なんかはそうです(当塾に勉強しにくる私立男子校は一校しかないですが。細かい進度は私のブログに記録が残っています)。

 むしろ、南高の方がスピードは猛烈に速い。毎年5月末~6月初めに年度初回の定期テストがありますけど、出題範囲は高3は「数Ⅲ積分」です。ここまで読んだ同業者や高校教師の中には「どうせ複素平面や2次曲線を後まわしにしての話だろう」と推測するかも知れません。北高(長崎と同じで、札幌も東西南北方式)なら確かに「複素平面」を高3の9月に習い(2026年の情報では、高2で履修するよう変更されています)、理系全範囲終了となり、そこからやっと受験勉強開始となる訳ですが、南高が「複素平面」をやるのは高2の9月、遅い年で10月です。ですから、高3の6月時点では積み残し無しで全範囲終わっています。ちなみに同時期の、南高高2の出題範囲は「数Ⅱ微分、数B数列(数学的帰納法、漸化式含む)」です。この高2進度から考えれば、ちょうど一年後に残り範囲全部終わるでしょう。だから公立であっても26か月で、高校36か月分の授業は一応可能です(演習は生徒任せ)。

 

 ここまで、公立の進度を私が褒めていると読みましたか?そうではありません。私立中高一貫の強み「その1」は、高校範囲3年分を圧縮することなく3年間投入し、速成せずにじっくりやっている点です。

 ではなぜ高3の一年間を受験勉強に充てられるのか。簡単です。圧縮しているのは中学期間なので。中1~高3の6年間でスカスカなのは、相対的に前半。だから中学の3年間で、文部省の言う高1最後の単元までを終わらせます。圧縮するのは最初だけ。中学生のスカスカな3年間に4年間分を学ばせる。これが強み「その2」です(ドルコスト平均法?)。

 冒頭に書いたように「中高一貫って、毎年、公立の12か月分を10か月で済ませる」のではありません。学習内容、単元の終了時期で言えば「私立中3=公立高1」が最大のポイントで、あとは無茶せず巡航速度で毎年一年分ズレたまま進むから「私立高2=公立高3」です。

 高校生に対し、数Ⅲ、物理、化学を短時間で済ませたら学力学級崩壊が起こる。むしろ、難しい内容は速くやってはいけないでしょう。私が目撃した悲惨な中高一貫校の中には、中2で数Ⅱ「指数対数」をさせている学校がありました。当然、学年最上位層以外はボロボロ。速けりゃいいってワケではない。

 もちろん「上記の内容はとっくに知っている、ただ自分の子供は中学生だから中学範囲をやっている、学校でもそうだし通わせている塾でもそう。どうすれば通ってもいない北嶺中や立命館中SPみたいに3年間で4年分させられるのか」という方が、札幌にも僅かとはいえおられるでしょう。私からの回答です。

「それらの中学校が使用中の教材(※)と同一物を生徒に渡し、私は毎週授業しています」と。ただし進度に個人差があるため一斉授業は不可能、だから個別指導一択です。公立中、国立中に通いながらでも諦めることはありません。もちろん、高校入試は大丈夫、という人向けの話。
(※)『体系問題集』(数研出版)、1,2と代数、幾何の合計4冊。市販品と学校用とは書名が同じでも中身は別物。本屋さんで見かけても、購入はよくよく考えてからの方がいいかと。学校向けで一般には非売品のため、塾生にはこちらから配布しています。

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大学入試は遅くとも公立中2時点で意識したい

国公立の場合。中1~中2の夏までに子供の勉強進度が何か変だと気づきそこからでも開始すれば、スカスカな中学範囲の内容を圧縮し高校範囲に進み入ることは可能です。中3からだとよほどの利発さが必要になってしまいます。

定期テストや英語の毎週の単語テストが無いのを、保護者が異変と感じるかどうかです。

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ゆとり教育、中学では推進中

​ ご存じない保護者の方は、検索してみるとよいでしょう。「中学校 定期テスト廃止 公立」などといったキーワードで。廃止の理由は簡単で、もう面倒くさいからです。もちろんそう表記する公文書は無いですが、色々なアンケートやら学校配布の文書を読み解く限り、私の解釈ではそうなります。なお私立は各校でまちまちですが、「当学園は定期テストを実施し、学期毎に成績も点けます」が、今後むしろ宣伝文句になる。

 札幌でも、代わりに確認テストをするから大丈夫、そう説明する中学が徐々に出てきました。高校受験で人生終了なら札幌レベルで別に構わないのです。が、大学受験は学区制など無く全国規模で受験生が移動するので、札幌の公立中学に通って南高、北高に進学する生徒が、首都圏の高校生と比較し大きく劣る事態は、当方には嬉しくないのです。「勉強出来ない生徒の方が、バイトの人件費を安くできて楽」な経営スタイルではないので。

 数年前から当塾が公立中学生の枠を少し広げたのは、それが理由の一つです。本人に意欲があり、保護者も前向きな場合限定とはいえ、中3終了時に高1範囲(ただし三角比など、高校入試で出題されない分野は除く)を済ませる速さでやっておきたいのです。

 定期テストを廃止しても、その分、確認(または単元)テストをやるなら構わない、という大人も多くいます。しかしですね、私の所に相談に来る方は「去年まで英語担当教師がやってた英単語の確認テストが、今年の先生はやってくれない」、「数学の単元テストの回数が、去年より今年の方が減った」、「学校からは何も言ってこないから、子供の成績が以前より把握できなくなった」、「模試が頼りなのに、同じクラスで満点続出、簡単すぎないか」と口にされることが多いのです。これが教師個人間の力量差であれば、来年は元に戻るかも知れません。しかし、中学生に成績をつけないことにしよう、というのが学校の方針で今後も勢力を増すとしたら、首都圏で塾に通ってきた同年齢の他人に太刀打ちできるはずはありません。じです。センスが無いなら無いで、手を打てばいいだけのことです。​

ゆとり教育、中学では推進中
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